女性社員の取り扱い?
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女性社員のトリセツ[取扱説明書]―なぜ上司の気遣いは通じないのか? 著者:前川 タカオ |
上司と部下の関係はどこの組織でも問題になるもの。その上、男性と女性の意識、考え方の違いが加わると、何かとすれ違うことが多いものです。だからといって、「だから女性は・・・」などといって逃げてはいられない時期にきているのです。
女性社員は男性社員と比較して「自分軸」が強いのです。彼女たちには仕事の全体像を俯瞰できるようにする必要があります。自分から見えている景色だけではなく、上司がマネジメントしている部門とその女性社員との関係を中心にした組織図を作りましょう。全体像を理解してもらうと、納得が得られやすくなります。地味な仕事をしている人も同じチームの「仲間」なのです。
男性も女性もそうですが、人間関係には敏感なものです。男性社員は仕事面でなにかと自分の評価を感じる機会が多いのです。しかし地味な仕事をしている場合、それを感じる機会は多くはありません。上司は機会をみて、「必要としている」「評価している」というメッセージを発信しましょう。気配りをすることがそれにあたります。
女性社員とひとくくりにしてはいけません。タイプは一人ひとり異なるので、タイプに応じた対処が必要です。女性社員は男性と異なり、結婚、出産などキャリアに影響を与えるさまざまな選択肢があるため、それらを視野にいれながら将来を模索しているのです。女性管理職だけがモデルではないのです。自分とは異なる価値観やキャリアプランを持つ人がいることをイメージし、想像し理解しようとする努力が上司には必要なのです。
☆☆--女性社員の取扱説明書と銘打っています。確かにそのとおりですが、ひろく社員の取扱説明書としてもよい、と感じます。男性社員だって出世だけがロールモデルではなくなりました。上司の負担がますます重くなるのは事実ですが、こういう現実があることを受け入れて切り盛りする。そんな力量が必要なのでしょう。


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