国際的に通用する教養とは
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頭にちょっと風穴を―洗練された日本人になるために 著者:廣淵 升彦 |
洗練された人々は、国の最大の安全保障になる。しかし、日本では大学が専門学校化し、歴史や古典、文学や芸術といった一般教養を軽んじている結果、退屈な男女が急激に増えている。
国家も個人も、この複雑な世界で無事に生きてゆくためには、「知的装備・精神的部品」といったものが欠かせない。ところが日本人の多くは、いわば「知的武装を欠いたままで」外国を見たり、対外交渉に臨んだりしている。資源も軍事力もない日本が、この困難にみちた世界で生き延びてゆくためには、どうしても世界のことをもっと知る必要がある。
世界のことを知るためには、「知識」はもちろんだが、さらに「ユーモア感覚」や「心の感度」が必要である。心のアンテナの感度がよくないと、重要なことも見えないし迫り来る危機も感知できない。おしゃれな心、笑い、余裕といったものがどうしてもほしい。
☆☆☆--本書の副題は「洗練された日本人になるために」です。そのためにどうすればよいか。本書で道筋が示されるわけではありませんが、知識を身につけ、想像力を働かせ、そして「精神の車輪」を持つ。目に入るもの以外のものを見、柔軟な発想を持ち、他者の存在・意志を想像する。自国にないが他の文明圏にはあるもの、自国では通用するが他国では通用しない価値観への思いも必要。道は遠くはるかですが、道しるべとなるものを持ちながら歩んでゆく。そんあ姿を想像します。









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